SA・PAの最新トイレ事情
事務員松尾です。
6月も終わりに近づき、もうすぐ夏休みですね。
お弁当作りの日々が始まるので、気が重たい感じはあるのですが、
今年も夏休みに静岡の方へ旅行の計画をしています。
その際に、必ず立ち寄るといっても過言ではない「サービス・パーキングエリア」
いつもお世話になっています。
最近の、SA・PAのトイレとてもきれいになっていると思いませんか??
日本人のトイレマナーが良いこともあると思いますが、全国の清掃業者の方が
いつもきれいにして頂いているお陰です。
トイレの待ち時間は2分以内?!
とくに、私がサービスエリアのトイレを利用して一番よく感じるのが、トイレの量の多さ。
ほとんど並ばずに、利用することが出来ます。
便器数やトイレの配置は混雑状況を想定して計算されており、2分以内の待ち時間を目標に設計されています。
乗用車の場合、乗車人数が少ないので多く台数が来たとしても到着人数としては大きなりませんが、
観光バスなどの場合は、到着確率は非常に少ないが到着すると、ほぼ間違いなくトイレを利用します。
2台、3台とまとめてくると、近い時間帯に100人以上のお客様が来られることになります。
そういった場合でも2分以上待たせないように分析し、便器の数が設計されています。
各施設ごとに、分析し計算されて便器の数が決められているなんてビックリでした。
ほぼゼロ?!和式トイレ
最近のサービスエリアなどの施設で和式トイレを見かけることも少なくなってきました。
調べてみると、和式トイレ約1割ほどの設置の所がほとんどです。
その理由として、和式トイレを洋式にすると、必要面積が減ります。
だいたい、2つの和便器に対して3つの洋式便器が置くことができます。
さらに、扉を開けると便器がこちらに向かっているような配置にすると、非常に整備面積が小さくできるのも
普及した理由です。
かならず置いてあるサニタリーボックス。男子トイレにも設置?
女性用トイレには、蓋付きのゴミ箱(サニタリーボックス)が常設されていることがほどんど
だと思いますが、2025年6月時点で、愛知県内一部公共施設では設置が進んでいるそうです。
この背景に、増加する男性の前立腺がん・膀胱がんを患い、後遺症として頻尿や尿漏れなどを引き起こす恐れがあるため
おむつや尿漏れパッドを利用する方に向けても設置が進められています。
また、昨今叫ばれ始めたトランスジェンダー。
体の構造が女性であっても、心が男性のため男性用トイレを使用することもあります。
しかし、身体的特徴は女性のままであるため、生理用品をトイレで廃棄したい場合があるのです。
このとき、男性用トイレにサニタリーボックスがなければ、使用済みの生理用品を廃棄できません。
こうしたトランスジェンダーの方への配慮からも、男性用トイレにてサニタリーボックスを設置する必要があるといわれています。
また災害時にも、汚物入れとして役立ちます。
災害用トイレで、汚物の入った袋を廃棄するサニタリーボックスがあれば、被災時もより衛生的に過ごすことが出来るといえます。
あと、数年後には当たり前のように男性用トイレにもサニタリーボックスが設置される日も近いでしょうね。
最後に・・・
清掃業者にとってトイレは清掃の肝と言っても過言ではないと思います。
そんなトイレですが、サービスエリア・パーキングエリアに特化してトイレ事情を調べてみると
男性トイレにサニタリーボックスを置く時代まで来ているのだとビックリしました。
ライフサポートのスタッフは数多くのトイレを掃除しています。
清掃業者として、皆さんがいつも気持ちよくトイレを使っていただけるようにいつも
綺麗にしてくださっていますので、トイレを使った後は、後ろを振り返って汚れがあれば
拭き取ることができる余裕を持った大人になりたいなと思います。