【お勉強】アルカリ電解水について調べてみた
事務員松尾です。
先日、代表の山田が協力業者の方から手作りのアルカリ電解水を頂いてきたので
そちらを使ってお掃除してみました。
その前にアルカリ電解水とはどんなものなのか、しっかりと調べてみました。
酸性電解水(次亜塩素酸水)とは・・・
食塩水(H₂OとNaCl)を電気分解してできるものを電解水といいます。
プラス側にできるものが、酸性電解水(次亜塩素酸水)
で主な有効成分が次亜塩素酸(HClO)になります。
洗浄除菌などの衛生管理に使われるものになります。
私も、新型ウイルスが流行した際にアルコールが手に入りにくい時に初めて
次亜塩素酸水を知りました。
低い濃度でも高い除菌力を持ち、病院や歯科、食品農業など様々な分野で利用されています。
皮膚のダメージが少なく、アルコールで除菌しきれないノロウイルスにも効果があるといわれています。
アルカリ電解水
食塩水(H₂OとNaCl)を電気分解して、マイナス側に作られるのがアルカリ電解水です。
phは10以上の強アルカリ性を示し、水酸化ナトリウムを微量に含んでいます。
この水酸化ナトリウムが、石鹸と同じ成分で油脂を乳化させたり、たんぱく質を分解する特徴を持っています。
時間が経つと水に戻る?!
アルカリ電解水の特徴として、酸性汚れを中和するうちに、phの値が下がりただの水に戻ります。
そのため、拭き残しがあっても水が残るだけですので、なんでも口に入れてしまう赤ちゃんやペットのいるご家庭では
安心して使うことができます。
また、洗浄成分である界面活性剤が入っていない為、強い臭いや二度拭きが不要になります。
ただ、デメリットとして経年劣化により中性になって戻ってしまい洗浄力が落ちるケースも見られます。
使用時の注意
アルカリ電解水を使用できない場所がありますので注意して使うようにしてください。
使用できない場所
- アルミニウムなどの合金
- 無垢のフローリング
- 木製家具
- 液晶画面のコーティング
- 革製品
アルミニウムなどはアルカリに反応して腐食する恐れがあったり、液晶のコーティングはアルカリに弱い性質を持っているので注意してください。
身近なアルカリ電解水を上手に取り入れましょう
コロナ禍により、電解水はより身近な存在になりました。
薬品の持つ特徴を理解して、お掃除業界でも日々進歩する洗剤を上手に取り入れて
安全で清潔なお掃除を提供できるように邁進してまいります。