♯3【整理収納アドバイザーへの道】トヨタ式 5Sをまなぶ
事務員松尾です。
先日、排水設備増設に伴い、倉庫のレイアウト変更とともに、倉庫の整理を完工しました!!
イナバの物置を解体せずに、皆で移動する動画をアップしておりますので是非ご覧ください。
整理収納アドバイザーを目指して少しずつ勉強を始めていますが、弊社の倉庫を掃除するに当たって整理について検索していたところ、
トヨタ式「5S」
という考え方を知りました。たくさんの書籍も出版されているのでご存知の方も多いかもしれませんが、
目からウロコなことがたくさんありましたのでご紹介します。
5Sとは??
整理、整頓、清掃、清潔、躾のことです。
しかし、トヨタの5Sをただの片付けや清掃活動だと捉えていません。
- スペースの無駄
- 時間の無駄
- ミスする無駄
- 移動の無駄
- 業務における様々な無駄
これらが改善されることでどんどんと効率化され、反対に5Sができていない会社ほど無駄が多く、非効率な状態で業務を行っているといえます。
なかでも整理・整頓は徹底していると言います。
「いつか必要になるかもしれない」ものが出てきたとき、トヨタの5Sでは「捨てる基準」を決めています。
- 何を「いくつ」持つのか?
- 保管するものは「いつまで」置いておくのか?
「赤札」を作成してルールに応じて誰でも処分ができるようにしているそうです。
清掃しても汚れるなら「仕組み」を変えよう
例えば、「作業場の床に汚れが溜まってしまう」という問題があった場合
- 清掃してもすぐにゴミが出るから
- 外の土やホコリが入ってきてしまうから
- 汚れた靴で作業場を歩くから
- 靴の汚れを落とさずに作業場に入るから
- 靴の汚れを落とす仕組みがないから
こうして導き出された問題の原因に対して「靴の汚れを落とす仕組みを考える」というふうに対策を取ります。
しっかりと改善できれば清掃の無駄は大きく省かれることになります。
いつもゴミを捨てるのは事務員の仕事ですが、分別の仕方が分からずよく聞かれることがありました。
新しくゴミ箱を購入したのを機に、ごみの捨て方 ゴミの回収日など詳しく明記して、仕組み化しました。
清潔=「標準化?!」
きれいになっても、すぐに汚くなっては意味がありません。
綺麗な状態をキープするために、「標準化」を行います。
誰がやっても同じ状態になるように、誰もが無意識でも実行できるようになるための仕組みを形成する
清掃は点検なり
日常の清掃活動もしっかり仕組み化しているそうです。
清掃の方法やどの清掃道具を使うのか、だれがいつどこを掃除するのかもきっちり決めているそうです。
そしてそれを全員で取り組んで習慣化していきます。
トヨタには、「清掃は点検なり」
という言葉があります。
日常的に清掃を行い習慣化していくと、社員は些細な変化に気づきやすくなります。
「亀裂が見つかった」など普段気に留めない箇所を事前に発見することが出来ます。事前に対処することでトラブルを未然に防ぐことが出来ます。
ライフサポートでの倉庫整理を終えてみて
おそうじの会社なので豊富な道具とプロの技でいつも倉庫はピカピカ・・・とはなかなかいかず、
だれが置いたかわからない昔からあるものを今回沢山処分しました。
トヨタ式5Sを知って、ライフサポートでも実践できる箇所が見つかりましたので社内で実践できるようにしていきたいです。