【お勉強特集】ふるさと納税について詳しく調べてみた

 

事務員松尾です。
今回は、お掃除とは関係ないですが、昨年やろうやろうと出来なかった「ふるさと納税」について
2022年こそは挑戦したいと思っており、基礎知識として調べてみました。

なんとなくは、ネットで見たりテレビでみたりしていたので知ってはいたのですが、注意点などたくさんあるので
こちらでご紹介したいと思います。

ふるさと納税って何?どういった仕組みなの??

 

任意の自治体へ行う寄付金のことです。
ふるさと納税で自治体に寄付をすると、年間たったの2000円の自己負担でお礼としていろいろな品をもらうことができます。
とは言っても、面倒だな・・・と思う方もいるかもしれません。やらなきゃ損!!とよく言われている理由は以下の3つになります。

♯1 寄付金のほとんどが税金から控除される

2千円を超える寄付をすると、住民税と所得税から一定の控除が受けられます。

例えば・・・
合計5万円の寄付をすると、4万8千円税金が控除で戻ってきます。10万円の寄付なら、9万8千円が戻ります。

 

♯2 返礼品として、特産品や特典がもらえる

寄付のお礼として、自治体から特産品や優待券などの返礼品を受け取ることができます。
たくさんの自治体から、普段口にすることができないブランド和牛や海産物をゲット!!
たったの年間2千円の負担だけで済みます。

♯3 好きな自治体や返礼品を自由に選ぶことができる

寄付先の自治体は、現在住んでいる自治体以外であれば、自分の生まれ故郷や出身地に関係なく自由に選べます。
しかも、複数の自治体に寄付できるので、どんどんいろいろな自治体に寄付をすることができます。

ふるさと納税の手続きを4つ手順でチェック

 

手続きの流れ

 

1.寄付の限度額をチェック

ふるさと納税で寄付する金額は、年収や家族構成などによって税金の軽減額が変わるので、必ずチェックしてください。

ふるさと納税限度額 目安

本人の給与収入

独身又は共働き

共働き+子1人

300万円

2万8000円

1万9000円

400万円

4万2000円

3万3000円

500万円

6万1000円

4万9000円

600万円

7万7000円

5万7000円

ふるなび限度額シュミレーションサイト こちらを参考にしてください。

ここに注意

もし、寄付の上限額を超えてしまった場合、超えてしまった分は自己負担になります(´;ω;`)
例えば、寄付の上限額が、年間4万円だとしたら5万円分寄付しても1万円損することになります。
上限額を把握しておくことがとても大切になります。

 

2.好きな返礼品を選びましょう

ふるさと納税サイトで好きな返礼品を選びましょう。

チェックリスト

  • 楽天ふるさと納税 ・・・楽天ポイントがたまる!!
  • さとふる ・・・認知度が高く、一発クレカ決済で手続きが簡単
  • ふるなび ・・・家電などの返礼品が豊富、Amazonポイントがもらえる!!

 

メモ

寄付の方法は、クレジットカード払い、コンビニ払い、郵便振替など選ぶことができます。
※クレジットカードは、必ず寄付をする人の名義の物を使ってください。

 

3.返礼品と書類を受け取りましょう

自治体から寄付のお礼として申し込んだ返礼品が届きます。
発送までに1週間~1か月以上かかるものがあるので余裕をみておきましょう。

メモ

返礼品とは別に届く「寄付金受領証明書」を必ず受け取りましょう。
これがないと税金控除が受けられませんので大切に保管しておいてください。

 

4.税金控除の手続きをする

住民税と所得税から一定の控除を受けることができます。控除を受けるには、
「ワンストップふるさと納税特例制度」「確定申告」のどちらかで手続きをしてください。

😆 松尾のクエスチョン 😆

ワンストップふるさと納税特例制度とは??

  • 年間の寄付先が5自治体以下の場合(寄付は何度でもできます)
  • 確定申告の必要がない方(会社員の方など)

 
以上の条件を満たしている人が、寄付した自治体に特例制度を申請すると確定申告が不要になります。
自治体が申告してくれる制度で、寄付の申し込み時に書類を申請しましょう。
寄付金受領証明書が届きましたら、マイナンバーを書いて印鑑を押して返送するだけです。
確定申告をする予定のない人は、ワンストップ特例を選んだ方が楽ちんですね。

確定申告をしている人は??

こんな人は確定申告で申告しましょう!!

  • 個人事業主の方
  • 個人事業主の方高所得者の方、医療費控除や住宅ローン控除などがある方

自治体から届いた「寄付金受領証明書」をまとめて提出し、記入する場合は、「寄付金控除」の項目に合計金額を記入するだけ!!
こちらも簡単ですね!!

 

専業主婦は損をする?!

専業主婦も寄付をすることはできますが、ただ寄付しているだけになってしまします。
お得になる目安は年収200万円~300万円以上くらいです。
主婦の方は、名義を納税者の夫にするといいと思います。

 

そもそも年収ってどこを見ればいいの??

一般的に、「年収」とは、社会保険料や源泉所得税、その他の控除が引かれる前の「総支給額」を示します。
手取り額ではないです。
ちなみに、源泉徴収票の「支給額」の欄に書かれた金額が総支給額になります。

 

最後に・・・

長くなってしまいましたが、知れば知るほどお得な制度ですね。
早速、寄付してみたいなと思いました。
ネット通販するような気分で気軽に寄付ができるのも嬉しいですね。
こちらをご覧になった方も、是非ふるさと納税覗いてみてください。